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カンボジア旅行~2日目・後編

071129_1071129_2午後はいよいよアンコールワット観光です。
駐車場から環濠を渡る橋から彫刻が。左は欄干として装飾されているナーガ。ナーガは蛇神で、猛毒があることや動きが俊敏なことから神秘的な存在として恐れられると共に、毎年脱皮することから”不死のシンボル”として崇拝されているそうで、ホントにあっちこっちに彫刻や彫像がありました。5~7つの頭を持つ姿の蛇神です。写真右は橋のたもとの柱に彫られていたカーラ。何となくユーモラスな表情でかわいくないですか?

071129_3071129_4_2写真左は橋を渡りきって周壁を超え、中央の参道から見た中央祠堂です。
見えた瞬間、アンコールワットに来たんだって実感が湧きました。周壁の西塔門が通行止めになっていて横の入り口から入ったのですが、この西塔門の入り口、バコンの遺跡でもあったように1枚の絵を見るように中央祠堂が空間に切り取られて見えるそうです。見たかったな~。
写真右は聖池から見た中央祠堂。この日は風がなくて、池の水面に写った見事な中央祠堂を見ることができました。絵はがきみたいでしょ?

071129_6071129_7西塔門テラスを通り抜けて、第一回廊へ。第一回廊は壁のレリーフがすごい!西面は北側にインド叙事詩”ラーマーヤナ”、南側に”マハーバーラタ”のレリーフが描かれています。今回は南側のみ見学しました。”マハーバーラタ(写真左)”は王族同士の戦闘の物語で、戦闘シーンや戦場に向かう王様なんかが細かく彫られています。第一回廊南面西側はスールヤヴァルマン二世の行軍の様子、南面東側は”天国と地獄”のレリーフ。閻魔大王(写真右)の審判や地獄の刑罰なんかが描かれていました。

071129_8071129_9第一回廊東面南側は”乳海攪拌”のレリーフ、東面北側はヴィシュヌ神と阿修羅の闘いの様子が描かれたレリーフです。”乳海攪拌”はヒンドゥー教の天地創世神話の中の説話。ヴィシュヌ神の化身である大亀の背中に乗せた大マンダラ山を、綱引きみたいに神々と阿修羅が大蛇を綱として引っ張り合う。綱引きをしながら海をかき回す攪拌が1000年も続き、海は乳白。その中から不老不死の妙薬「アムリタ」ができ、ヴィシュヌ神の妻となるラクシュミーが生まれたお話です。写真左は綱引きの様子、写真右は海の中の魚などの生物です。やっぱりダイバーとして魚は押さえなきゃ(笑)。

第一回廊北面東側はクリシュナと阿修羅の戦い、西側には不老不死の妙薬「アムリタ」をめぐる神々の闘いのレリーフになっているそうですが、今回は行きませんでした。

071129_10071129_11アンコールワットに限らないですが、壁面には多くのデバター(女神像)が彫られています。モデルは当時の女官だそうで、衣装や装飾品、表情も全て微妙に違っています。アンコールワットだけで1000体以上のデバターがあるそう。
写真左のデバターは髪飾りとヘアスタイルがすごいですよね(笑)。顔は穏やかに微笑んでいて、何だか気品のあるお顔立ち。サロン(腰巻状のスカート)のひらひらと柔らかそうな腰つきがセクシーですらあります。
写真右は第一回廊東面中央の外側にあるデバター。腰に巻く飾りのみでサロンを身につけていません。このデバターは珍しいのか持って行ったガイドブックに写真が掲載されていたのですが、見学コースの都合で見れないところでした。手前での休憩中にガイドさんと話てたら「それ、あそこに見えています。」と教えてもらえました。少し遠い所からズームで撮影したのでちょっとボケ気味。

071129_14_2071129_15アンコールワットの東側から第二回廊を横切り、第三回廊へ出ました。写真左は第三回廊。修復中なのか立ち入り禁止になっていて残念。以前は上ることができたそうで、優美なデバターなどを見学できたみたい。写真ではよく分かりませんが、階段が急角度で幅も狭いし、上るのも降りるのも恐そう。アンコールワットの中央祠堂は世界の中心山で神々が住むメール山(須弥山/しゅみさん)を象徴し、回りの回廊は雄大なヒマラヤ山脈を、環濠は無限の大洋を表しているそうなので、中央祠堂に上るって事は神々の住まいに足を踏み入れるという事なんだなぁ。そう思うと恐れ多い。
写真右はデバターたち。色んな種類のアクセサリーや衣装を身に着けて、踊っているかのようなポーズのデバターもあります。

071129_12071129_13第二回廊内側東壁にあるデバター。4人ともゴージャスなヘアスタイルをしています。第二回廊の内側と第三回廊は美しいデバターが多くて、とにかくキョロキョロとあっちを見て、こっちを見てって落ち着きない状態で見学しちゃいました(笑)。デバターだけじゃなく、あちこちに施されてた彫刻がどれも見事でした。本当に細かく細工がなされていて、あちこち風化で崩れてしまっているのが残念です。

071129_16071129_17アンコールワット東側から第三回廊沿いに西側へ抜け、十字回廊へ。十字回廊の中心部分に森本右近太夫一房の墨書があります。1600年代に書かれたいわゆる落書き。歴史的価値があるって事で、消されずに残されているそうです。実はこれ、人が多くて見学に時間がかかると思ったのか、我がツアーのガイドさんは見学せずにスルー(笑)。急いで写真だけ撮ったので、じっくり見てないんですよ。日本人のツアーなんだから、説明があってもいいような気もするんですけどね。何て書いてあるのか”さっぱりわからない”ですけど(笑)。
これでアンコールワットの観光は終了。北側半分はほぼ見学なしだったので、もしまた訪れる事があったら北側部分の見学をしたいです。見落としたデバターも見たい!

071129_18071129_19次は夕日を見るためにプノン・バケンへ。
ヒンドゥー教(シヴァ派)の寺院で、アンコール遺跡群の中で最も高い位置に建つそうです。小高い山の上にあるので、見学には山道を登らなきゃならないんですよ~。アンコールワットを見学して回った後に、約20分の山登り・・・。象で上ることもできるんですけど歩きました。上りと平坦の繰り返しなので、めちゃキツイ事はなかったですけど、最後の最後が一番キツかった!写真左は寺院の外観です。中央にある階段を上るんですが(写真右)、なんちゅー角度!真下から見ると、上ってる人が壁にへばりついている様に見えるんですよ~。しかも階段の幅が自分の足の幅くらいしかないんです。まっすぐ向いて上るんじゃなくて、横を向いて上っていくような感じです。これは恐かった・・・。下りの方がより恐かったんですけどね・・・。

071129_20071129_21プノン・バケン南東方向のジャングルの中にかすかにアンコールワットの中央祠堂を見ることができます(写真左)。霞のなかに浮かぶアンコールワットは幻想的で見とれちゃいました。上った甲斐があったな~って光景。
残念ながら夕日は雲に隠れて見えず・・・。朝日と同じくたくさんの人が夕日を見るために集まっていました。西の方面は人だかり。しかし朝日も夕日も見えないって、どうよ。

071129_22071129_23夕食はカンボジア料理でした。
あっさりした中華って感じの料理です。野菜もたっぷり使われていてヘルシーなものも。日本でいうさつま揚げもよく出ました。厚さは日本のものより薄いですが、味はあまり変わらないです。生姜風味の煮物なんかもあって、美味しく食べられました。写真右はデザートのモンキーバナナと龍眼。龍眼は巨峰くらいの粒サイズのライチに似たフルーツ。これは食べて帰りたいフルーツのひとつだったので嬉しい♪時期がずれていたので食べられないかな~と思っていたので、嬉しさ倍増でした。さらに朝日も夕日も見られなかった事に対して”残念会”と称し、添乗員さんからビールやソフトドリンクがサービスされて、心遣いに感謝感謝。

ホテルに帰ったら20:00にもなっていませんでした。部屋でまたビールを1本づつ飲んで、疲れたのかシャワーを浴びてソッコー寝ました。この日の万歩計カウントは13564歩。
さぁ、明日はアンコール・トムとバンテアイ・スレイだ!

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