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カンボジア旅行~3日目・前編

071130_1071130_2今日もしっかりと朝ごはん。
写真左は温かい汁ビーフンで、これが美味しかったんですよ~♪やみつきです。ビュッフェには焼きビーフンも。全く朝から食べすぎってくらい食べられます。毎朝フルーツも用意されていて、パパイヤ、マンゴー、スイカ、パイナップル、ドラゴンフルーツとこれまた食べる食べる。ベジフルセブンのフルーツ200gはカンボジア滞在中は楽々クリアです。

071130_3071130_49:00AM出発で午前中はアンコール・トム観光です。
以前はアンコール・トムって、アンコールワットみたいなひとつの遺跡だと思っていました。「大きな町」という意味の都城なんですよね。周囲約12kmの城壁内にバイヨン寺院、象のテラス、王宮、ライ王のテラス、バプーオン、南北クリアンなどたくさんの遺跡が残されています。写真左は南大門で、アンコールワットからバイヨンへ続く道上にあります。門の上部には四面仏が彫られていて、なんと大きさは顔の長さだけでも約3mあるそう。南大門の手前沿道の両サイドには神々と阿修羅の像が並んでいます(写真右)。

071130_5 南大門の内側に3頭の象の像がありました。鼻の先にはハスの花がからんでいます。これは勝利の門や、死者の門にきれいに残る象と同じモチーフ。アンコール・トムには南大門、西大門、北大門、勝利の門、死者の門の5つの門があります。闘いに勝って凱旋する時に通った勝利の門と、負けた時にくぐった死者の門。どちらも見ることはできませんでしたが、当時の様子が想像できます。
南大門をはじめ、アンコール・トムの門は間口が狭く大型のバスは通り抜ける事ができません。南大門を歩いて通り、内側で遺跡内を循環している20人乗りくらいのバスに乗り換えました。これでバイヨン寺院まで移動です。約1.3kmほどの距離なのですが、途中で野生の猿ファミリーがいたりします。道の脇に植林したのか苗木が植えられていたのですが、周りを木の柵で囲んでいて動物に食べられないように守っていました。


071130_21バイヨン寺院に到着。ほんっとーに久しぶりに集合写真を撮りました(笑)。アンコールワットでも撮ったんですけどね。せっかくの記念だから1セット買って帰ってきましたよ(笑)。
バイヨン寺院は仏教寺院で、観世音菩薩の四面仏であまりにも有名。アンコール・トムはアンコールワット中央祠堂と同様にメール山(須弥山)を象徴しています。古代インドの宇宙観によると神々の住む聖域であり神々の降臨の場でもあったそうです。

071130_7_3071130_8_2第一回廊に施されたレリーフがまたもや見事なものでした。神話や宗教・政治を題材にしたものではなく、日常的な庶民の生活の様子や貴族の様子が描かれています。チャンパ軍との闘いに行く様子のレリーフには髪型や服装の異なる戦士がいて、クメール人と一緒に戦った中国人の姿だそうです。そんな時代に中国と交易があったんですねぇ。軍の後方に子供を抱いた女の人や、食料を積んだ荷車まで描かれていました。

071130_9071130_10闘いの場面ばかりかというとそうではなくて、アプサラを踊る人のレリーフ(写真左)があったりします。アプサラは伝統舞踊として現在も観る事ができます。
回廊の途中で修復現場を見ることができました(写真右)。出入口の間口が狭いこと、振動による遺跡へのダメージを出さないことを理由に、機械は最小限しか使わず基本は手作業だそうで、この時は床を手に持った道具で固めていました。修復も気の遠くなるような手間をかけて行なっているんですね。

071130_11071130_12中央祠堂の周りには観世音菩薩の四面塔が林立します。テラスに49、5つの門を合わせると54もの四面塔があって圧巻!どれをどう見ていいのか分からないくらいです。人もごった返していてはぐれない様にするのでも大変なくらい。写真でよく見る、3つの菩薩の顔が並んで見えるポイントは探しきれませんでした。建物に開口部があってちょうど絵の額縁の様に見えるところがあります。目線の高さを合わせると向こう側の菩薩像の顔がフレーム内にきれいに収まっていました。写真を撮ってみたのですが手ブレしたのかピンボケだった・・・。最も有名なのは”クメールの微笑み”と呼ばれる菩薩(写真右)。カンボジアの200R(リエル)紙幣にデザインされています。穏やかな微笑みが魅力的。やっぱり写真撮影スポットとして大人気でした。

071130_13071130_14バイヨン寺院を南から北へ見学しながら抜けて、出てきたところで外人の女の人が何やらメモをとっていました(写真左)。人が少なかった事もありますが、かすかな霞の中で遺跡にぽつんと腰掛けて。ちょっと幻想的じゃないですか?思わずシャッターを押していました。お気に入りの1枚です。写真右はお世話になった現地ガイドのオルさん。日本語ペラペラで大いに頼りになるガイドさんでした。”えっ!そこスルーなん?!見ないの?”ってところもありましたが(笑)。ガイドブックを見せて、これはどのあたりにあるのか質問してみると全く悩まず「これは、ここです。」って教えてくれます。全部頭の中に入ってるのかな。すごい!シェムリアップ生まれだそうで、裏道にもとても詳しかったです。

071130_15_2071130_16バイヨン寺院からバプーオンへ歩いて移動。
「隠し子」という意味の遺跡で、ヒンドゥー教(シヴァ派)の3層からなるピラミッド型の寺院です(写真右)。寺院は修復作業の真っ最中で見学することはできませんでした。東塔門から続く参道は約200mもあります(写真左)。参道の両側は池になっていてまるで橋のよう。水位があがると池の中央に参道が浮かんで見える事から”空中参道”と呼ばれているそうです。見てみたいな~。

071130_17071130_18_2バプーオンから象のテラスへ。
王宮正面にあって、王族達が閲兵を行なったテラスです。中央にある王のテラスをはさんで両側には象のレリーフ(写真左)が、王のテラス周辺はガルーダとガジャシンハのレリーフが(写真右)施されていました。ガルーダはインド神話に登場する怪鳥で、金色の羽を持つヴィシュヌ神の乗り物の聖なる鳥です。体は人間、頭・クチバシ・翼・爪は鷲の姿でナーガの天敵だそう。ガジャシンハはライオンとガルーダが一体化した姿で、何とも強そうな感じです。

071130_19071130_20午前中最後の観光はライ王のテラス
三島由紀夫が感銘を受け同名の戯曲を書いたことで知られています。高さ約6mの壁に神々や阿修羅など彫刻がびっしり。元あった壁を後世に修復していたらしく、壁が2重になっています。外側にあるのが新しい壁、内側が古い壁で、古い壁も見学できるように狭い通路が造られていました(写真右)。フランスが修復を担当されたそう。古い壁のレリーフの上部は崩れたりしていますが、彫りが深く細かいものが多くて見ごたえたっぷり。見事なものです。狭い通路、古代のレリーフってシチュエーションが、インディ・ジョーンズが探検してそうな雰囲気をかもしだしていました。テラスの上にはライ王の像のレプリカがありました。本物はプノンペンの国立博物館に収蔵されているそうです。ライ病にかかった王だという説があるライ王。テラスの像は髭とキバがある事から王ではなく閻魔大王であるという説もあるとか。

これで午前の観光は終了。シェムリアップ市内に戻ってクメール料理のランチです。

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